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埋伏歯と親知らずの違いとは?
こんにちは!
名古屋ウィズ歯科・矯正歯科です!
歯の健康に関する話題の中で、「埋伏歯」と「親知らず」という言葉を耳にすることがあるでしょう。この2つはしばしば混同されがちですが、それぞれ異なる特徴を持っています。本記事では、埋伏歯と親知らずの違いについて分かりやすく解説します。
埋伏歯とは?
埋伏歯(まいふくし)とは、何らかの理由で正常に生えず、顎の骨や歯茎の中に埋まっている歯を指します。通常、歯は顎の骨の中で成長し、時期が来ると歯茎を突き破って生えてきます。しかし、埋伏歯は何らかの原因によってこのプロセスが阻害され、生え切らないままの状態となります。
埋伏歯の主な原因には、以下のようなものがあります。
- スペース不足:顎のスペースが狭いために、歯が生える余地がない。
- 位置異常:歯の向きが悪く、生える方向を見失ってしまう。
- 他の歯の影響:隣接する歯が邪魔をして、埋伏した状態になる。
埋伏歯の中で最も一般的な例が「親知らず」です。ただし、埋伏歯は親知らずだけでなく、他の永久歯でも発生する可能性があります。
親知らずとは?
親知らずは、正式には「第三大臼歯」と呼ばれる歯で、通常10代後半から20代前半にかけて生えてくる歯のことです。この時期は親の保護を離れて成長している頃であるため、「親が知らないうちに生えてくる歯」という意味で親知らずと呼ばれるようになったと言われています。
親知らずは通常、上下左右の奥歯に4本存在しますが、個人差があり、もともと生えてこない場合や、1~2本だけの場合もあります。
親知らずは健康的に生えてくることもありますが、次のような理由で問題が生じることが多いです。
- 埋伏することが多い:顎が狭いため、正常に生えられず埋伏歯となるケースが一般的。
- 虫歯や歯周病のリスク:位置が奥まっているため、歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすい。
- 隣接歯への影響:斜めに生えることで隣の歯を押し、痛みや歯並びの乱れを引き起こす。
埋伏歯と親知らずの違い
埋伏歯と親知らずの違いを簡潔にまとめると、以下のようになります。
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範囲の違い
埋伏歯は、親知らずを含む全ての歯に起こる可能性のある状態を指します。一方、親知らずは特定の種類の歯の名称です。 -
原因とリスク
親知らずは特に埋伏することが多い歯であるため、親知らず=埋伏歯である場合が一般的です。しかし、埋伏歯は親知らず以外の歯にも発生する可能性があります。 -
治療の必要性
埋伏歯が必ずしも治療の対象になるとは限りません。痛みや隣接する歯への影響がなければ、そのまま放置されることもあります。一方で、親知らずは埋伏の有無にかかわらず、虫歯や歯周病のリスクが高いため、抜歯が推奨されるケースが多くあります。
まとめ
埋伏歯と親知らずは、似ているようで異なる概念です。埋伏歯は歯が正常に生えてこない状態を指し、親知らずは特定の種類の歯を指します。ただし、親知らずは埋伏しやすい歯であるため、この2つが混同されることが多いのです。
もし親知らずや埋伏歯に関する症状が気になる場合は、早めに歯科医院で相談することをお勧めします。適切な診断と処置を受けることで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
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