虫歯の原因菌 ミュータンス菌について

こんにちは。

名古屋ウィズ歯科・矯正歯科の大野です。

甘い物を食べ過ぎると虫歯になってしまう・・・と耳にすることありませんか?
しかし、糖が虫歯を作って歯を溶かしている訳ではないのです。
虫歯を作る最大の原因、それは「ミュータンス菌」という虫歯菌です!
ミュータンス菌は糖をエサにして酸を出し、歯を溶かしていきます。

 
 
 
 
 
 

1.虫歯菌の数によっては虫歯になりやすい!?

虫歯になりやすい人とそうでない人がいるのをご存じですか?歯磨きをしていなくても虫歯にならない人がいる一方で、きちんと歯磨きをしていても虫歯になってしまう人がいます。
虫歯のなりやすさを決めるのは、口の中にいる虫歯菌の数と種類です。口の中は温かく唾液があり湿っているので、細菌が繁殖しやすい環境になっています。口の中の細菌の数は300種類以上もいるといわれ、そのうち虫歯菌と呼ばれるものは約10種類です。
虫歯菌の中で最も虫歯を作りやすい菌がミュータンス菌です。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にミュータンス菌はいません。赤ちゃんが離乳期の頃にお母さんお父さんからうつることが多いので、同じスプーンを使ったり、口移しで食べさせないようにしましょう。
また、お母さんお父さん自身のお口の健康にも気を付けるようにしましょう。

 

2.虫歯って?

ミュータンス菌は、食べ物や飲み物の中に含まれている糖分をもとにして、ネバネバした歯垢(プラーク)をつくり歯の表面にピタッとくっつきます。ミュータンス菌はその中でどんどん増え続け、数時間で歯垢を作ります。歯垢は歯の表面や歯と歯の間につく白っぽい汚れで、この中には虫歯菌がたくさんいます。
しかし歯垢がついただけで虫歯になるわけではありません。お口の中に糖が入ってくると、歯垢の中の虫歯菌が酸を作ります。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かしていきます。これが虫歯の状態です。

 
 

3.間食の摂りすぎに注意!

虫歯を作る原因は虫歯菌が糖から作り出す酸です。ご飯やパンなどの炭水化物を摂取することで唾液で分解され糖になります。お食事以外にも、1日に何度も間食をとったり甘い飲み物を日常的に飲んでいると、お口の中は常に酸性になり虫歯ができやすくなってしまいます。

 
 

4.最後に

口の中の唾液は、細菌の作り出した酸を中和して洗い流したり、溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す働きをしてくれます。食事をとる際によく噛んで食べることにより唾液をたくさん出し、虫歯予防に繋げましょう。
こういった食習慣以外にも、毎日の丁寧なケアでお口の中を清潔に保ち虫歯予防をすることで、いつまでも健康な歯でいられるお口を目指しましょう。

 

 
 
 
 

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